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2020年04月10日

プレスリリース

ユニファ、タクミバ、シタテル、ノーベルが協力し、
保育施設2,000か所へマスクの無償提供を実施


~クラウドファンディングで資金を調達し、新型コロナウイルス感染拡大で負担が増加する
保育施設の支援として洗える超伸縮フィットマスクの無償提供を行います~

ユニファ株式会社
パレ・フタバ株式会社
シタテル株式会社
認定NPO法人ノーベル

 テクノロジーで保育と社会を変えるユニファ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:土岐泰之、以下ユニファ)、老舗日本製ストレッチパンツ専門工房の「TAKUMIBA(タクミバ)」を運営するパレ・フタバ株式会社(本社:大阪府吹田市、代表:深井喜一郎、以下タクミバ)、人・しくみ・テクノロジーで衣服の価値を変えるシタテル株式会社(本社:熊本県熊本市、代表:河野秀和、以下シタテル)と病児保育・一時保育を運営する認定NPO法人ノーベル(本社:大阪市中央区、代表:高亜希、以下ノーベル)は、「緊急支援:国内2,000施設の保育者へ“洗えるマスク“を届けるプロジェクト」として、本日4月10日(金)よりクラウドファンディングを活用して支援金を募集し、新型コロナウイルスが拡大している上位10か所※1の都道府県の保育施設(保育園、幼稚園、こども園)に保育者用の洗える超伸縮フィットマスクの無償提供を共同で実施することをお知らせします。

※1:東京、大阪、神奈川、千葉、愛知、兵庫、北海道、埼玉、福岡、京都の保育施設(2020年4月6日時点、NHKより)。

 


写真イメージ:マスク(左)、マスク装着イメージ(右)


 日本政府より2020年2月28日に発せられた全国の小中高校を対象とした休校要請や4月7日の緊急事態宣言後も、全国の保育施設は稼働しています。また、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、社会インフラの一部として、小さな子どもたちの安全と安心を守り続ける保育施設では、保育士をはじめとする保育現場スタッフの精神的、肉体的疲労も積み重なってきています。

 そのような環境の中、「スマート保育園®」の展開など保育現場の負担軽減とそこからの家庭や社会のあり方づくりに取り組んでいるユニファ、本業のストレッチパンツ素材で伸縮マスクを開発した工房のタクミバ、国内を中心とした1,000社の縫製工場等と連携しているシタテルと病児保育・一時保育を通じて「子育てと仕事の両立」をサポートする認定NPO法人ノーベルは、保育施設でマスクが不足しているという状況もふまえ※2、少しでも保育者の負担を軽減するべく、「緊急支援:国内2,000施設の保育者へ“洗えるマスク“を届けるプロジェクト」をともに企画し、保育者用マスクの無償提供に向けた取り組みを開始しました。

※2:保育園から悲鳴「マスクがない!」 横浜市の施設の96%、アンケートで判明(東京新聞3月13日掲載)より。

 具体的には、タクミバとシタテルが製造する、洗濯により繰り返し使用できる超伸縮フィットマスクの無償提供を希望する保育施設をユニファにて募り、また、マスク無償提供のための支援金をクラウドファンディングサービス「READYFOR」にて募集します。なお、今回のマスク提供目標施設数は2,000施設とし、4月下旬より順次提供を開始する予定です。
 ユニファ、タクミバ、シタテルとノーベルは、日本の未来のためにも子どもたちの安全、安心を守るべく最前線で働く保育士をはじめとする保育現場スタッフと保育施設を応援します。
 詳細は以下の通りです。

保育施設へのマスクの無償提供について


■概要   :新型コロナウイルスの拡大が大きい上位10か所の都道府県(東京、大阪、神奈川、千葉、愛知、兵庫、北海道、埼玉、
       福岡、京都)で、マスクの無償提供を希望する保育施設(保育園・幼稚園・こども園)にマスクを送付します。
■各社役割 :ユニファ…本プロジェクトの企画、無償マスクの希望施設の募集、資金調達
       タクミバ、シタテル…マスクの製造、配送
       ノーベル…本プロジェクトの企画、関係者への紹介を含む各種支援
       (READYFOR…マスク無償提供に向けたクラウドファンディングの実施)


各社関係図


■クラウドファンディングについて:
       クラウドファンディングは以下より受け付けています。  
       プロジェクト名:「緊急支援:国内2,000施設の保育者へ "洗えるマスク"を届けます。」
       URL:https://readyfor.jp/projects/mask-todokeru
       募集期間:2020年4月10日~6月30日 23時  
       目標金額:2,500万円 ※目標額の達成によらずプロジェクトが成立となるAll-in形式です
■応募方法 :ユニファが運営する「オンライン園長会」に設置した応募フォームへの入力により、無償提供希望への応募となります。
       応募ページ:https://www.enchoukai.com

         ※なお、早期の配送を優先するためマスクのカラーは選択できません。  
         ※マスクは感染を完全に防ぐものではありません。

 

<ユニファ株式会社> https://unifa-e.com

 ユニファ株式会社は「家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを 世界中で創り出す」をパーパス(存在意義)に、IoTやAIを活用した保育支援デバイスの開発およびサービスを提供しています。具体的には、乳幼児の午睡(お昼寝)を見守る医療機器サービス「ルクミー午睡チェック」、子どもの写真・動画をオンライン購入できるサービス「ルクミーフォト」などと、各種サービスを統合することで子どもの安全や保護者の安心と保育業務の負担軽減を実現する次世代型「スマート保育園®」の展開より、保育現場における課題解決を通じた保育園の社会インフラ化、そして女性活躍の推進や労働人口の増加を支援します。

<パレ・フタバ株式会社> http://www.palais-futaba.com/takumiba/

 パレ・フタバ株式会社は、TAKUMIBAと名付けた、伝統的な繊維の街・広島県福山市にある、ストレッチプルオンパンツに特化した一貫工房を運営する老舗アパレルメーカーです。「美しく自由を纏うパンツ」を作ることをミッションに、全工程をワンストップで行うことで、高品質・短納期・省コストを実現する、分業の進むアパレル業界では稀有なモデルです。事業所代表を務める藤井は、前職時代マスクの企画開発を担う部門にも籍を置き、衛生・消費財開発のノウハウも備えます。

<シタテル株式会社> https://sitateru.co.jp/

 「人・しくみ・テクノロジーで衣服の価値を変える」をミッションに掲げ、衣類の生産インフラを必要とする人々が、いつ、どこであっても自由に服を作ることができるようなプラットフォームを提供。国内を中心とした1,000社の縫製工場・生地メーカー等と連携、16,000社のブランドやデザイナーが登録利用しています。(2020年3月1日現在)

<認定NPO法人ノーベル> https://nponobel.jp/

 「子どもを産んでも当たり前に働ける社会」をビジョンに掲げ、2010年、関西初となる訪問型病児保育事業を開始。「深夜に子どもが発熱。でも明日は仕事を休めない」そんな働く親御さんを支える「当日予約100%対応」の病児保育を大阪市周辺13自治体にて、累計12,000件以上提供してきました。行政や法人との提携、ファンドレイジング活動によるひとり親やスペシャルニーズっ子家庭へのサポート、2020年からは働く親御さんの日常を支える「一時保育室」も開設。社会全体で子育てをする仕掛けづくり、母親の努力や忍耐に支えられている今の「両立」を変えていく取り組みに新たに挑戦していきます。

以上

 

 


<報道関係者お問い合わせ先>
ユニファ株式会社 広報部


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【緊急支援リリース】ユニファ・タクミバ・シタテル・ノーベル、保育施設2,000か所へマスクの無償提供を実施