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2023年02月17日

プレスリリース

保育・幼児教育の専門家 無藤 隆先生・大豆生田 啓友先生等登壇
往還型「ドキュメンテーション活用」コースが、2023年度も開催決定

参加者満足度100%!研修後の園内での写真活用に変化

 テクノロジーの力で保育や子育てに関する社会課題を解決するユニファ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:土岐泰之、以下「ユニファ」)が提供する「ルクミー みらい保育スクール」内往還型「ドキュメンテーション活用」コースが、本日2月17日(金)から2023年度開催分の募集を開始しました。



1. 往還型「ドキュメンテーション活用」コースについて
開催背景

 日本における少子化は急速に進展し続け、日本総合研究所のデータによると人口減少の影響下にある自治体では、該当エリアの多くの保育施設が定員割れを生じており、運営の継続が困難な状況になってきています※1。保育施設の利用園児が減少するなか、これまで課題とされていた施設数等、保育の「量」だけではなく、保育の「質」の向上を検討していくことが園運営においてもより重要視されていくと考えています。
 ルクミーでは、保育施設における保育の質の向上に伴走したいと考え、2020年から「ドキュメンテーション活用」を学べるオンライン研修をこれまでに計6回開催しています。昨年開催した「ルクミー みらい保育スクール」内の往還型「ドキュメンテーション活用」コースでは、参加者満足度100%※2を記録しました。本コースでは、写真の活用から保育を可視化することで、保育の質の向上に貢献します。この度、ルクミーでは今年度2023年も開催を決定し、本日2023年2月17日(金)より新たに募集を開始します。
※出展:「人口減少地域等における保育の提供に関する調査研究報告書」(日本総合研究所、2022年3月)
※出展:往還型「ドキュメンテーション活用」コース 第4回終了後アンケート(自社調べ、2023年1月)

 2023年度 往還型「ドキュメンテーション活用」コースの概要
 往還型「ドキュメンテーション活用」コースでは、保育の質を向上させるために有効な手段とされる「ドキュメンテーション活用」を、講義とグループワークを通じて学ぶことができます。ルクミーでは、園での実践の定着につながり、より効果的とされる「往還型」の研修スタイルを採用しています。各自で提供動画の視聴、写真撮影・ドキュメンテーション作成等を行いながら実践的に進め、研修での学びを園で実践し、また研修に集まり学ぶ過程を繰り返すことで、研修終了後の定着率向上につなげます。

 ▼ 研修開催概要(全4回)
  第1回
  ・特別講演「保育の質向上の重要なポイントとは」(⽟川⼤学 教授 ⼤⾖⽣⽥ 啓友先⽣)
  ・ワーク「チャレンジテーマの設定」(株式会社保育のデザイン研究所 川辺 尚子先生)
  第2回
  ・ワーク「記録としての写真の活用方法①」(株式会社保育のデザイン研究所 川辺 尚子先生)
  第3回
  ・ワーク「記録としての写真の活用方法➁」(株式会社保育のデザイン研究所 川辺 尚子先生)
  第4回
  ・ドキュメンテーション成果発表会(白梅学園大学 名誉教授 無藤 隆 先生、
   玉川大学 教授 大豆生田 啓友先生、株式会社保育のデザイン研究所 川辺 尚子先生)
  第5回 
  ・同窓会(株式会社保育のデザイン研究所 川辺 尚子 先生)

 ▼ 開催時期
   2023年6月~9月(月1回の集合オンライン研修開催予定)
  ※具体的な開催日は、応募HP上でご確認いただけます

 ▼ 対象
   全国の保育士・幼稚園教諭・保育教諭の方で、以下に該当する方
  ・保育の中での写真撮影、子どもの姿の読み取り方、ドキュメンテーションの作成について学びたい方
  ・職場のコミュニケーションを活性化させたい管理職の方
  ・保育の質を向上させていくための、写真を使った振り返りにチャレンジしたい方
  ・園全体で、写真による記録を通してより良い保育を作っていく文化を醸成したい保育施設の方
  ※組織の改善に力を発揮できる2人組でのご参加をおすすめします

 ▼ 金額(税込)
  1名参加:20,000円
  2名参加:30,000円 (同じ所属園からの参加に限ります)
  ※ルクミー基本機能のご契約園限定で特別割引有

 ▼ 開催形式
   オンライン(Zoom)

 ▼ ご参加までの流れ、その他詳細
    以下の応募HPよりお申込み下さい。ご参加が確定した方に、順次研修詳細等をご案内します。
  https://lookmee.jp/mirasuku/

 ▼ 応募締め切り
  2023年 5月7日(日) 迄
  ※定員(先着50園)に達し次第、募集終了予定です

 ▼ 監修者・講師について

 


白梅学園大学名誉教授 無藤 隆(むとう たかし)先生
東京大学教育学部卒業、東京大学教育学研究科博士課程中退。
東京大学新聞研究助手、聖心女子大学助教授、お茶の水女子大学教授などを  
経て現職。社会的活動として元・日本質的心理学会理事長、元・日本発達心理学会理事長、日本乳幼児教育・保育者養成学会理事長、元・中央教育審議会委員、元・内閣府子ども・子育て会議会長、国立教育政策研究所上級フェローなど。


玉川大学教授 大豆生田 啓友(おおまめうだ ひろとも)先生       
玉川大学教育学部教授。専門は、乳幼児教育学・保育学・子育て支援。
青山学院大学大学院教育学専攻修了後、青山学院幼稚園教諭などを経て現職。日本保育学会副会長、こども環境学会理事、等。NHK Eテレ「すくすく子育て」をはじめ、テレビ出演や講演活動など幅広く活動中。


株式会社保育のデザイン研究所 川辺 尚子(かわべ なおこ)先生     
東洋英和女学院大学短期大学部、早稲田大学卒業。お茶の水女子大学修士課程修了。私立幼稚園、お茶の水女子大学附属幼稚園教諭、東洋英和女学院大学非常勤講師等を歴任。現在、保育のデザイン研究所研究員として保育内容全般、特に計画に活かす写真記録や環境改善等、日々の実践の改善・向上につながる研修を行う。

 

参考資料:2022年度参加者アンケート結果(一部)
 2023年1月に実施した第4回終了後アンケートでは、満足度100%を記録し、その他にも以下の内容等で研修後の変化がみられました。



 研修後に感じた変化に関するアンケートでは、保育中に写真と残したいと感じる場面や振り返る頻度の増加、子ども理解の観点が深まった等、回答者の多くが実際の現場での活用変化を実感しています。



・保育中に写真に残したいと感じる場面が増えた・・・回答率100%と、全参加者が実感
・子ども理解の視点が深まった・・・・・・・・・・・96%
・写真を使って振り返る頻度が増えた・・・・・・・・83%
・同僚と語り合う頻度が増えた・・・・・・・・・・・71%
・保育の内容がより豊かになった・・・・・・・・・・88%

 また、写真を使った振り返りの頻度に関しては、「月1回以上の振り返りをする」と回答した人が研修前は全体の38.5%に対し、研修後は約1.7倍の68.3%に増加しました。



 ルクミーでは、往還型のスタイルを取り入れたアクティブラーニングでの実施により、保育現場における定着率の向上につなげ、今後も保育の質の向上に貢献していきます。

 ▼ 参加者のコメント(一部抜粋)
  ・ドキュメンテーションを書くということに対して、難しそうなイメージをもっていましたが、研修を通してもっと気楽に取り組んでみてもいいのかなと思えるようになりました。
  ・初めてドキュメンテーションについての学びをさせていただきましたが、保護者向けだけではなく保育の質の向上にこんなにも役立つものであると実感できました。
  ・それぞれの園の先生方が大切にしていることや気付きを聞かせてもらい、自分では気づかない視点に毎回驚かされました。
  ・グループワークでは悩みを共有できたこと等がとても良い機会となり、保育の向上に対して前向きに考えることができました。また、講師の先生方の話を聴き、写真の撮り方を見直すことで子どものことをより発見することができました。
  ・4回の研修を通して、色々な視点や経験からのお話を聞いたり、自分の見て感じたことや子どもへの思いなどを他の先生方から認めてもらえたりすることができ、とても心が満たされた気持ちになりました。本当に充実した時間でした。

2.ルクミーおよびユニファについて
■ ルクミーについて

 保育者の業務は、子ども達の登降園管理やお昼寝(午睡)時の見守り、保育日誌や保育計画の作成、保護者や自治体へ提出する書類作成、保育者のシフト管理まで、非常に多岐にわたります。加えて、保育者が作成しなければならない書類の多さや保育の周辺業務、補助業務でのICT化が進んでいないことが、保育者が多忙である要因だと指摘されています※1
 「ルクミー」シリーズは、データ連携を強化し、登降園状況や検温、睡眠、食事、排便などのデータや、ルクミーフォトで撮影した写真が自動で集約され、帳票や連絡帳へ自動転記されます。これにより、保育関連業務をDX(デジタル・トランスフォーメーション)し、業務負荷の大幅な削減を実現し、保育者の心と時間のゆとりの創出を目指します。また、創出できた時間によって保育者にとって重要な子どもと向き合う時間を増やし、写真ドキュメンテーション作成機能の提供により、保育者同士で子どもたちの成長に関する気づきをさらに共有しやすい環境を作り、豊かなコミュニケーションを増やすことで、保育者のやりがいの創出や保育の質の向上にも貢献します。「ルクミー」シリーズの累計導入数は15,000件を超えており、全国約60か所の自治体へ導入※2されています。
※1:出典「保育の現場・職業の魅力向上に関する報告書」(厚生労働省 令和2年9月)
※2:2022年10月時点


 ▼保育総合ICT・研修サービス「ルクミー」
  https://lookmee.jp/

■ ユニファについて
 ユニファは、保育・育児関連の社会課題解決を目指す“Childcare-Tech”領域のスタートアップです。「家族の幸せを生み出すあたらしい社会インフラを世界中で創り出す」をパーパス(存在意義)に、IoTやAIを活用した保育支援サービス「ルクミー®」を開発・提供しています。「スマート保育園®・スマート幼稚園®・スマートこども園®」構想を通じて、子育てしながら働きやすい豊かな社会作りに貢献しています。「スマート保育園」は、2021 年グッドデザイン・ベスト100 および特別賞であるグッドフォーカス賞〈新ビジネスデザイン〉を受賞した他、「ルクミー」は社会にとって有益なクラウドサービスに贈られる「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2021」の社会業界特化系 ASP・SaaS 部門において先進技術賞を受賞しています。また、「ユニファ」は2017年にStartup World Cup初代チャンピオンに選出された他、2021年には J-Startup にも選出されました。
※スマート保育園®・スマート幼稚園®・スマートこども園®はユニファの登録商標です



会社概要
会社名: ユニファ株式会社
代表取締役CEO: 土岐泰之
設立: 2013年
所在地: 東京都千代田区富士見1-8-19 住友不動産千代田富士見ビル2階
企業URL: https://unifa-e.com/

以上


お問い合わせ先

ユニファ株式会社 経営企画室広報課


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【ユニファプレスリリース】保育・幼児教育の専門家 無藤 隆先生・大豆生田 啓友先生等登壇。往還型「ドキュメンテーション活用」コースが、2023年度も開催決定