2026.08.27

プレスリリース

こども家庭庁「保育ICTラボ事業」に2年連続で「ルクミー」が採択

全6テーマ中、4事業計画でAI活用や保育DXの実証を開始

 保育AI™を中心としたテクノロジーの力で保育や子育てに関する社会課題を解決するユニファ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:土岐泰之、以下「ユニファ」)が提供する保育総合ICTサービス「ルクミー」が、こども家庭庁が推進する2026年度の「保育ICTラボ事業」において、2025年度に続き2年連続で採択されました。

 2026年度の保育ICTラボ事業では、先端的な保育ICTのショーケース化、全6テーマのうち4テーマに参画します。AI活用、安全対策におけるICT活用、業務時間などの可視化から、行政基盤との連携をテーマとする実証まで幅広く取り組みます。客観的エビデンスに基づく現場支援と「こどもとより向き合える環境づくり」を推進し、今後もルクミーでは保育者の「心」のゆとりややりがいの創出に貢献します。

1.背景

 全国の保育士の有効求人倍率の推移は、2026年1月時点で約3.9倍と、2025年同時期と比較し0.10ポイント上昇し続けており※1、全職種の約1.2倍※2と比較しても依然として高い水準で保育士不足が課題となっています。仕事量の多さや労働時間の長さが離職理由の一つともされており、こども家庭庁が公表した「省力化投資促進プラン―保育―」※3においても、ICTなどを活用した業務システムの導入補助や事例の横展開を進め、保育者の業務負担軽減と働きやすい環境づくりを推進することが示されています。

 さらに、デジタル庁にて閣議決定された「デジタル社会の実現に向けた重点計画」※4では、重点政策「保育現場におけるICT環境整備」として、2029年度中に午睡センサーの導入率を60%、基本4機能※5をいずれも導入している施設の割合を50%以上とする数値目標が掲げられました。保育ICTラボ事業が重点計画の推進策として明記されるなど、保育現場へのテクノロジー実装は政府全体の方針として位置づけられています。 

 「保育ICTラボ事業」は、保育現場におけるモデル事例の創出と全国への普及・波及を目的として、こども家庭庁の推進により2025年度より開始された取り組みです。ルクミーは、保育ICTラボ事業に共感し、開始初年度では助成決定事業者としては最多の5拠点で採択され、地域特性や園規模に応じた多様なロールモデルの創出に貢献しました。 2026年度は申請した4つの事業計画すべてが採択され、2年連続で本事業に参画します。 

※1 :「保育士の有効求人倍率の推移(全国)」(こども家庭庁、2026年3月)
※2 :「一般職業紹介状況(令和8年1月分)について」(厚生労働省、2026年3月)
※3 :「省力化投資促進プラン ―保育―」(こども家庭庁、2025年6月)
※4 :「デジタル社会の実現に向けた重点計画 第2 重点政策一覧(3-75 保育現場におけるICT環境整備)」(デジタル庁、2026年7月)
※5:基本4機能・・・①保育に関する計画・記録 ②保護者との連絡 ③こどもの登降園管理などの業務 ④実費徴収などのキャッシュレス決済 

2.「保育ICTラボ事業」概要

■ 「保育ICTラボ事業」について
 保育ICTラボ事業は、全国の拠点において自治体・保育施設・ICT事業者などが連携し、①先端的な保育ICTのショーケース化、②ICTに関する相談窓口・人材育成、③ネットワーク形成・普及啓発の3つをパッケージとして実施するモデル事業です。

 2025年度にルクミーが採択された全国5拠点(北海道厚沢部町、栃木県栃木市、千葉県柏市、東京都江東区、東京都町田市)では、各拠点と連携し、基本4機能や午睡チェック、すくすくレポート®などのAI活用検証や見学会などを開催しました。管理業務や書類作成時間の削減、園内コミュニケーションの活発化などの成果を上げ、「安全実施マニュアル」の策定にも貢献しました。

 2026年度(2025年度からの繰越分)の保育対策総合支援事業費補助金分(保育ICTラボ事業(2025年度補正予算分))の特設ウェブサイトは、下記からご確認いただけます。
https://hoiku-ictlab2026.jp/

■ ルクミーが採択された4つのテーマについて
 2026年度の保育ICTラボ事業において、先端的な保育ICTのショーケース化としてルクミーは以下の4つのテーマで採択されました。

・テーマ①:保活情報連携基盤及び保育業務施設管理プラットフォームを活用した総合的な業務負担軽減事例の創出
 ・保活情報連携基盤・保育業務施設管理プラットフォームと保育 ICT 等の連携活⽤による総合的な業務負担軽減事例の創出と複数自治体による横展開を図る

・テーマ②:ICTを活用した効果的な安全の確保
 ・施設規模・地域に応じた安全テック(午睡センサー・見守りカメラ・居場所管理タグ・フォトAI)の活用効果検証と、令和7年度策定の安全ガイドラインを活用した研修・普及展開を図る

・テーマ④:保育の実践を支える保育ICTの効果的な活用方法及び留意点
 ・栃木市・北上市などにおける保育の振り返り・職員間対話を支える保育AI(写真・記録のAI要約など)の効果的な活用方法及び留意点のショーケース化を図る

・テーマ⑤:保育ICTを活用した保育の体制の在り方
 ・先端的保育ICT実践園と公私を含む比較園による多層タイムスタディ、及び全国ベースラインとの対照を通じた、テクノロジーを前提とした配置基準検討に資するエビデンスの構築・ショーケース化を図る

※先端的な保育ICTのショーケース化各テーマ一覧(https://hoiku-ictlab2026.jp/files/ict_list.pdf
テーマ①:保活情報連携基盤及び保育業務施設管理プラットフォームを活⽤した総合的な業務負担軽減事例の創出
テーマ②:ICTを活⽤した効果的な安全の確保
テーマ③:自治体における保育ICTデータの活⽤
テーマ④:保育の実践を支える保育ICTの効果的な活⽤方法及び留意点
テーマ⑤:保育ICTを活⽤した保育の体制の在り方
テーマ⑥:その他

 今後は、本事業の計画に基づき、こども家庭庁および連携自治体と調整のうえ、AIや安全テックを活用した各調査・実証を進め、エビデンスの構築および公開を通じて、全国の保育現場が「こどもとより向き合える環境づくり」の実現を目指します。

3.ルクミーおよびユニファについて

■ 保育総合ICT「ルクミー®」とは <https://lookmee.jp/
 保育者の業務は、こども達の登降園管理やお昼寝(午睡)時の見守り、保育日誌や保育計画の作成、保護者や自治体へ提出する書類作成、保育者のシフト管理まで、非常に多岐にわたります。

 「ルクミー」シリーズは、登降園状況や検温、食事、排便などのデータや、ルクミーフォトで撮影した写真、ルクミー午睡チェックにより自動記録した睡眠データを自動で集約し、帳票や連絡帳へ自動転記します。また、ルクミー午睡チェックでは、センサーが体動を検知し、アプリが体の向きを自動で記録します。「ルクミー」シリーズにより、保育関連業務をDX(デジタル・トランスフォーメーション)し、業務負荷の大幅な削減を実現し、保育者の心と時間のゆとりの創出を目指します。また、創出できた時間によって保育者にとって重要なこどもと向き合う時間を増やし、写真ドキュメンテーション作成機能の提供により、保育者同士でこどもたちの成長に関する気づきをさらに共有しやすい環境を作り、豊かなコミュニケーションを増やします。これらを通じて、保育者のやりがいの創出や保育の質の向上にも貢献します。これまでの「ルクミー」シリーズ導入数は累計20,000件超であり、約70の自治体へ導入されています※。

※2024年9月時点(自社調べ)

■ ユニファ株式会社 <https://unifa-e.com/
 ユニファは、保育育児関連の社会課題解決を目指す“Childcare-Tech”領域のスタートアップです。「家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを 世界中で創り出す」をパーパス(存在意義)に、保育AI™を中心とした最新のテクノロジーを活用した保育総合ICTサービス「ルクミー」を開発・提供しています。「スマート保育園®・スマート幼稚園®・スマートこども園®」構想を通じて、子育てしながら働きやすい豊かな社会作りに貢献しています。2017年にStartup World Cup初代チャンピオンに選出をはじめ、これまでに著名なアワードを複数受賞しているほか、2021年にJ-Startup 、2023年10月にはJ-Startup Impact に選定されています。また、2023年2月に設立された一般社団法人こどもDX推進協会の代表理事も務めています。2025年8月には、経済産業省主催の「日本スタートアップ大賞2025」にて「審査委員会特別賞」を受賞しました。

※スマート保育園®・スマート幼稚園®・スマートこども園®はユニファの登録商標です。

■ 会社概要
会社名: ユニファ株式会社
代表取締役CEO: 土岐泰之
設立: 2013年
所在地: 東京都千代田区永田町2-17-3 住友不動産永田町ビル 1F
企業URL: https://unifa-e.com/

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