全8日間にわたり社会全体でこどもの未来を育む対話の場を創出
保育AI™を中心としたテクノロジーの力で保育や子育てに関する社会課題を解決するユニファ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:土岐泰之、以下「ユニファ」)は、2025年9月8日(月)~19日(金)に「保育をどうしよう未来会議 2025 AUTUMN」を開催します。
今回で5年目を迎える「保育をどうしよう未来会議」は、第9回目の開催となります。「社会みんなで育む こどもの笑顔と未来」をテーマに掲げ、保育・幼児教育の専門家や有識者の方々をお招きし、全8日間にわたって開催されます。なお、これまでの累計視聴者数は45,000名を突破※1しました。
※2025年8月時点(自社調べ)

1.保育をどうしよう未来会議について
■ 開催背景
保育業界は、保育士不足の深刻化※1や、離職率の高さ※2など、依然として多くの課題を抱えています。また、共働き世帯の増加に伴い、延長保育や病児保育など多様なニーズへの対応が求められる一方、少子化の進展は、今後の保育施設のあり方そのものにも影響を与え始めています。
これまでの待機児童対策を中心とした「保育の量の拡大」から「地域のニーズに対応した質の高い保育の確保・充実」が今後の保育における重要な方針のひとつとなっており※3、保育現場でもさまざまな対応が必要とされています。
「保育をどうしよう未来会議」は、新型コロナウイルス感染症によって失われた学びの機会を再創出すべく、2020年11月末にオンライン研修イベントとしてスタートしました。2025年8月現在、累計視聴者数は45,000人を突破しています。
今後も業界全体で知恵を出し合い、持続可能で質の高い保育を実現することで、こどもたちの未来を育む社会の実現に貢献していきます。
※1:出典「保育士の有効求人倍率の推移」(こども家庭庁、2025年4月)
※2:出典「保育士登録者数等(男女別)」(こども家庭庁、2024年10月)
※3:出典「保育政策の新たな方向性」(こども家庭庁、2024年12月)
■ 今回のテーマと特徴
今回のセミナーのテーマは「社会みんなで育む こどもの笑顔と未来」。保育・幼児教育界を牽引する専門家や、先進的な取り組みを行う現場の実践者の方々が登壇します。
2026年度の「こども誰でも通園制度」の本格実施を見据え、持続可能な園経営、人材確保、そして最新のICT・AI活用による保育の「質」の向上や業務効率化などについても焦点を当てる全8日間です。
ルクミーの「保育AI™」機能のひとつである「すくすくレポート™」の活用方法や、実際の活用事例など、具体的なヒントやノウハウ、展望などを共有し、視聴終了後からすぐに現場で実践できるセッションもご用意しています。
■ 主なセッション内容(一部抜粋)
・「はじめの100か月」で育む未来への希望 〜園・家庭・地域で築く、こどもの幸せな育ち〜
・人が集まる・人が辞めない保育施設へ 〜SNS活用が実現する採用・定着術〜
・対話と記録で深めるこども理解 〜AIは保育の専門性を高めるために活かせるのか〜
・「誰でも通園」で変わる!園の役割とこども・保護者支援の新しいかたち ~国の政策から読み解く最適解~
■ 概要
▼ セミナータイトル
「保育をどうしよう未来会議 2025 AUTUMN ~社会みんなで育む こどもの笑顔と未来~」
▼ 開催日程
2025年9月8日(月)~19日(金)の全8日間
※上記期間中、9月10日(水)を除く
▼ 登場者一覧(順不同)
・大豆生田 啓友氏(⽟川⼤学 教育学部 教授)
・無藤 隆氏(⽩梅学園⼤学 名誉教授)
・丸山 桂里奈氏(タレント・元サッカー日本女子代表)
・堀 昌浩氏(認定こども園さくら 園長)
・小保内 俊雅氏(東京都立多摩北部医療センター 小児科部長)
・齋藤 祐善氏(学校法人正和学園 理事長)
・猪熊 弘子氏(駒沢女子大学 教授)
・日向 美奈子氏(株式会社ハイフライヤーズ 取締役社長/保育運営本部 キートス統括 園長)
・石井 渚氏(株式会社ハイフライヤーズ 事業企画本部 広報部 ディレクター)
・鈴木 秀康氏(フォトグラファー)
・三好 冬馬氏(一般社団法人 保育ICT推進協会 代表理事/一般社団法人こどもDX推進協会 保育DX委員会 専門員/松山東雲女子大学 人文科学部 心理子ども学科 非常勤講師 教授)
・中村 章啓氏(社会福祉法人 柿ノ木会 野中こども園 副園長)
・渡辺 英則氏(学校法人渡辺学園 理事長/港北幼稚園 園長/認定こども園 ゆうゆうのもり幼保園 園長)
・長岐 裕美氏(一般社団法人 うるの木 代表理事)
・松尾 創氏(学校法人双恵学園 理事長/公益社団法人 全埼玉私立幼稚園連合会 会長/一般社団法人 さいたま市私立幼稚園協会 前会長)
・伊藤 唯道氏(社会福祉法人 順正寺福祉会 順正寺こども園 園長)
・藤田 将氏(株式会社MJ 代表取締役社長)
▼ 対象者
全国の保育者、保育施設を運営されている法人様、保育者を目指している学生の方など
▼ 参加費用
無料
▼ 開催形式
オンライン(Zoom)
▼ その他詳細
詳しい申込方法や、その他の詳細は以下URLからご確認ください。
https://info.lookmee.jp/miraikaigi
2.ルクミー「保育AI™」について

ユニファが提供するルクミーの『保育AI™』機能では、連絡帳・おたよりなどの文章作成を支援する『たよれるくん』や保護者に共有される写真に子ども達が偏りなく撮影されているかのチェックを支援する『ばらつきチェック』といった機能を提供しています。
これらにより、保育者は事務作業の負担を軽減し、こどもたちと向き合う時間や心の余裕を増やすことができます。また、保護者には、より丁寧な情報共有が安心感と信頼を高めることにつながります。
また、2024年10月からはこども家庭庁の「こども・子育て分野における生成AI利用実証団体公募要領」に基づき、岩手県北上市、神奈川県横須賀市、東京都狛江市の保育施設において、生成AI技術を活用した実証実験を開始しています。
ルクミーの『保育AI™』サービスを利用しても、「機械的になる」「冷たい保育になる」という心配は、ありません。いつもそばでこどもたちを見守ってくれている保育者の想いがあるうえで保育が成り立ちます。その保育者の思いを『保育AI™』サービスがアシスタントとして細かなことをサポートし、こどもたちとの時間を生み出すお手伝いをしてくれます。
今まで園とともに、全国47都道府県の施設の保育者と伴走してきたルクミーが生み出した『保育AI™』サービスと保育者の想いをかけ合わせた保育メソッドがあります。ルクミーは『保育AI™』サービスで、人の温かみをしっかりと体現できる保育を実現し、愛があふれる・こどもにより寄り添う保育をめざします。
『保育AI™』サービスの詳細などは以下よりご覧ください。
https://lookmee.jp/hoikuai/
3.「すくすくレポート™」について

保育者は、こどもの成長を日々個別記録や写真などで記録し、保管しています。
「すくすくレポート」はAI機能と共に、これらの膨大な過去の記録から、指定した期間ごとのこどもの成長を要約したり、写真の中から印象的な出来事を可視化します。また、膨大な写真の中からクラス全員分の記録を手間なく探すことも可能です。
本機能により、保育者の記録を遡って探すといった作業負担を軽減し、より保育の本質に集中できる時間を生み出すことができます。こどもの夢中になっている遊び、保育の中にある成長の過程やこども一人ひとりの個性を見つけやすくなり、保育者同士の対話や自身の保育の振り返り、次の保育目標設定にも役立てられます。また、作成したレポートは保育計画や要録にも活用できます。
「すくすくレポート™」は、保育者がこども一人ひとりの成長を深く理解し、「質」の高い保育をサポートするため、開発されました。過去に残されたすべての記録が、こどもの未来を広げる貴重な価値となることを実感いただけるサービスです。
「すくすくレポート™」サービスの詳細などは以下よりご覧ください
https://lookmee.jp/hoikuai/sukusuku-report.html
以下より、動画でもご視聴いただけます
4.ルクミーおよびユニファについて
■ 保育総合ICT「ルクミー」とは <https://lookmee.jp/>
保育者の業務は、こども達の登降園管理やお昼寝(午睡)時の見守り、保育日誌や保育計画の作成、保護者や自治体へ提出する書類作成、保育者のシフト管理まで、非常に多岐にわたります。
「ルクミー」シリーズは、登降園状況や検温、睡眠、食事、排便などのデータや、ルクミーフォトで撮影した写真を自動で集約し、帳票や連絡帳へ自動転記します。また、ルクミー午睡チェックにより、センサーが体動を検知、アプリが体の向きを自動記録します。ルクミー午睡チェックは、業界シェアNo.1※1を獲得しています。「ルクミー」シリーズにより、保育関連業務をDX(デジタル・トランスフォーメーション)し、業務負荷の大幅な削減を実現し、保育者の心と時間のゆとりの創出を目指します。また、創出できた時間によって保育者にとって重要なこどもと向き合う時間を増やし、写真ドキュメンテーション作成機能の提供により、保育者同士でこどもたちの成長に関する気づきをさらに共有しやすい環境を作り、豊かなコミュニケーションを増やします。これらを通じて、保育者のやりがいの創出や保育の質の向上にも貢献します。これまでの「ルクミー」シリーズ導入数は累計20,000件超であり、約70の自治体へ導入されています※2。
※1:デロイト トーマツ ミック経済研究所「ミックITリポートMonthly」2023年10月号「午睡チェックセンサー市場における有力ベンダーの導入実績比較分析」より。2022年度における累計センサー出荷台数、累計利用園児数、累計導入施設数それぞれで一位を獲得。https://mic-r.co.jp/micit/
※2:2024年9月時点。自社調べ。
■ ユニファ株式会社 <https://unifa-e.com/>
ユニファは、保育・育児関連の社会課題解決を目指す“Childcare-Tech”領域のスタートアップです。「家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを 世界中で創り出す」をパーパス(存在意義)に、保育AI™を中心とした最新のテクノロジーを活用した保育総合ICTサービス「ルクミー®」を開発・提供しています。「スマート保育園®・スマート幼稚園®・スマートこども園®」構想を通じて、子育てしながら働きやすい豊かな社会作りに貢献しています。2017年にStartup World Cup初代チャンピオンに選出をはじめ、これまでに著名なアワードを複数受賞している他、2021年にJ-Startup 、2023年10月にはJ-Startup Impact に選定されています。また、2023年2月に設立された一般社団法人こどもDX推進協会の理事も務めています。
※スマート保育園®・スマート幼稚園®・スマートこども園®はユニファの登録商標です。

■ 会社概要
会社名: ユニファ株式会社
代表取締役CEO: 土岐 泰之
設立: 2013年
所在地: 東京都千代田区永田町2-17-3 住友不動産永田町ビル 1F
企業URL: https://unifa-e.com/