保育AI™を活用し、保育者の「時間」と「心」のゆとりを創出するデザインとして評価
保育AI™を中心としたテクノロジーの力で保育や子育てに関する社会課題を解決するユニファ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:土岐泰之、以下「ユニファ」)は、保育総合ICTサービス「ルクミー」の保育AI™に関する機能「すくすくレポート™」で、「第19回キッズデザイン賞」(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会)を受賞したことをお知らせします。
「すくすくレポート™」は、保育AI™を活用し、日々の記録からこどもの成長を自動でまとめる機能となり、この度「第19回キッズデザイン賞」の「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」に選ばれました。「すくすくレポート™」はすでに500施設以上※で導入されており、実際の現場で活用されています。
今後も、保育・子育てにおけるさまざまな社会課題と向き合い、保育現場の業務負荷軽減や、こどもを中心とした社会創りに貢献していきます。
※2025年7月時点(自社調べ)

1.キッズデザイン賞について
■キッズデザイン賞とは
キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設されました。こども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、こどもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象です。
▼キッズデザイン賞WebサイトURL
https://kidsdesignaward.jp/
■キッズデザイン協議会とは
キッズデザイン協議会は、次世代を担うこどもたちの安全・安心の向上と、健やかな成長発達につながる社会環境の創出のために、さまざまな企業、自治体、研究教育機関、医療・デザイン関係団体が業種を超えて集うNPO法人です。設立年月日:2007年4月2日
会長:坂井和則(TOPPANホールディングス株式会社取締役副社長執行役員CHRO /TOPPAN株式会社取締役)
▼キッズデザイン協議会WebサイトURL
https://www.kidsdesign.jp/
【第19回キッズデザイン賞】
主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会
後援:経済産業省、内閣府、消費者庁、こども家庭庁
表彰部門:子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門
子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門
子どもたちを産み育てやすいデザイン部門
2.受賞作品「すくすくレポート」について

■「すくすくレポート™」とは
「すくすくレポート™」は、「ルクミー」の保育AI™機能の一つです。日々の写真、連絡帳、日誌などの膨大な過去の記録をAIが分析し、園児一人ひとりの成長やクラス全体の状況をまとめたレポートを自動で作成するサービスです。
本機能は、保育者の記録を遡って探すといった作業負担を軽減し、より保育の本質に集中できる時間を生み出すことを可能にします。具体的には、以下の機能を提供しています。
- 日々の写真からの要約:顔認識機能で特定の児童を抽出し、写真をもとに一定期間の様子を要約
- 写真からのキーワード抽出:写真によく出てくる場面やもの、できごとをキーワードとして表示
- 連絡帳や日誌を含めた要約、個人〜クラスでのまとめ作成:写真だけでなく、連絡帳や日誌のテキストデータも組み合わせて要約し、個人単位およびクラス全体のレポートを作成
これにより、こどもが夢中になっている遊びや保育の中にある成長の過程、こども一人ひとりの個性を見つけやすくなり、保育者同士の対話や自身の保育の振り返り、次の保育目標設定にも役立てられます。また、作成したレポートを保育計画や要録に活用することもできます。
「すくすくレポート™」は、保育者の事務作業の負担を軽減し、こどもたちと向き合う時間や心のゆとりを増やすことに貢献します。
▼「すくすくレポート™」WebサイトURL
https://lookmee.jp/hoikuai/sukusuku-report.html
▼「すくすくレポート™」動画
3.ルクミー「保育AI™」について

ユニファが提供するルクミーの『保育AI™』機能では、連絡帳・おたよりなどの文章作成を支援する『たよれるくん』をはじめ、写真関連でも『保育AI™』によって保育者の業務負荷軽減に貢献しています。大量の写真から特定の園児の顔をAIが認識し、該当写真を素早く見つけ出すことができる『顔認識機能』、保護者に共有される写真にこども達が偏りなく撮影されているかのチェックを支援する『ばらつきチェック』、公開するには不適切と思われる写真を先生に代わり整理する『自動写真チェック』といった機能も提供しています。
これらにより、保育者は事務作業の負担を軽減し、こどもたちと向き合う時間や心の余裕を増やすことができます。また、保護者には、より丁寧な情報共有が安心感と信頼を高めることにつながります。
また、2024年10月からはこども家庭庁の「こども・子育て分野における生成AI利用実証団体公募要領」に基づき、岩手県北上市、神奈川県横須賀市、東京都狛江市の保育施設において、生成AI技術を活用した実証実験を開始しています。
ルクミーの『保育AI™』サービスを利用しても、「機械的になる」「冷たい保育になる」という心配は、ありません。いつもそばでこどもたちを見守ってくれている保育者の想いがあるうえで保育が成り立ちます。その保育者の思いを『保育AI™』サービスがアシスタントとして細かなことをサポートし、こどもたちとの時間を生み出すお手伝いをしてくれます。
今まで園とともに、全国47都道府県の施設の保育者と伴走してきたルクミーが生み出した『保育AI™』サービスと保育者の想いをかけ合わせた保育メソッドがあります。ルクミーは『保育AI™』サービスで、人の温かみをしっかりと体現できる保育を実現し、愛があふれる・こどもにより寄り添う保育をめざします。
『保育AI™』サービスの詳細などは以下よりご覧ください。
https://lookmee.jp/hoikuai
4.ルクミーおよびユニファについて
■ 保育総合ICT「ルクミー」とは <https://lookmee.jp/>
保育者の業務は、こども達の登降園管理やお昼寝(午睡)時の見守り、保育日誌や保育計画の作成、保護者や自治体へ提出する書類作成、保育者のシフト管理まで、非常に多岐にわたります。
「ルクミー」シリーズは、登降園状況や検温、睡眠、食事、排便などのデータや、ルクミーフォトで撮影した写真を自動で集約し、帳票や連絡帳へ自動転記します。また、ルクミー午睡チェックにより、センサーが体動を検知、アプリが体の向きを自動記録します。ルクミー午睡チェックは、業界シェアNo.1※1を獲得しています。「ルクミー」シリーズにより、保育関連業務をDX(デジタル・トランスフォーメーション)し、業務負荷の大幅な削減を実現し、保育者の心と時間のゆとりの創出を目指します。また、創出できた時間によって保育者にとって重要なこどもと向き合う時間を増やし、写真ドキュメンテーション作成機能の提供により、保育者同士でこどもたちの成長に関する気づきをさらに共有しやすい環境を作り、豊かなコミュニケーションを増やします。これらを通じて、保育者のやりがいの創出や保育の質の向上にも貢献します。これまでの「ルクミー」シリーズ導入数は累計20,000件超であり、約70の自治体へ導入されています※2。
※1:デロイト トーマツ ミック経済研究所「ミックITリポートMonthly」2023年10月号「午睡チェックセンサー市場における有力ベンダーの導入実績比較分析」より。2022年度における累計センサー出荷台数、累計利用園児数、累計導入施設数それぞれで一位を獲得。https://mic-r.co.jp/micit/
※2:2024年9月時点(自社調べ)
■ ユニファ株式会社 <https://unifa-e.com/>
ユニファは、保育・育児関連の社会課題解決を目指す“Childcare-Tech”領域のスタートアップです。「家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを 世界中で創り出す」をパーパス(存在意義)に、保育AI™を中心とした最新のテクノロジーを活用した保育総合ICTサービス「ルクミー®」を開発・提供しています。「スマート保育園®・スマート幼稚園®・スマートこども園®」構想を通じて、子育てしながら働きやすい豊かな社会作りに貢献しています。2017年にStartup World Cup初代チャンピオンに選出をはじめ、これまでに著名なアワードを複数受賞している他、2021年にJ-Startup 、2023年10月にはJ-Startup Impact に選定されています。また、2023年2月に設立された一般社団法人こどもDX推進協会の理事も務めています。
※スマート保育園®・スマート幼稚園®・スマートこども園®はユニファの登録商標です。

■ 会社概要
会社名: ユニファ株式会社
代表取締役CEO: 土岐 泰之
設立: 2013年
所在地: 東京都千代田区永田町2-17-3 住友不動産永田町ビル 1F
企業URL: https://unifa-e.com/